新薬の開発業務をサポート:株式会社アーム・株式会社アームシステックス

生物実験データ統計解析システム EXSUS<イグザス>

 
会社案内 サービス案内 サポート情報 採用情報 お問い合わせ
トップページ > サービス案内 > 生物実験データ統計解析システム EXSUS<イグザス > Type Hのツリー型アルゴリズム

Type Hのツリー型アルゴリズムは、毒性家の判断と標準的な統計手法の一致度を調べた結果(Hamada etal.(1997)(1998))を踏まえて、できるだけ実験者の直観に近くなるように意図されているのが特徴です。Type Hのツリー型アルゴリズムは、最初に、箱ひげ図または散布図を用いて、データを視覚的に確認した後、解析を進むことを提唱しています。EXSUSでは、SAS/INSIGHTとの自動接続を行いビジュアル的にデータのイメージをつかんだ後、以下の解析を行なうことができます。
(1) 等分散性・対数変換についての検討

生データについてのBartlettの等分散性検定で0.01の水準で有意であれば、対数変換後のデータについてBartlettの等分散性検定を行ないます、p値が0.05以上になれば、以後の解析は対数変換したデータについて行ないます。対数変換後、p値が0.05未満であれば、対数変換によって等分散性は改善されないため、変数変換を行ないません。データが0あるいはマイナスの場合は、対数変換後のデータは欠損値となります。このようにデータの変換はアルゴリズム内部で行なうため生データからの実行のみ可能でユーザーによるLog変換されたデータは処理できません。
 
(2) 外れ値についての検討

Studentized residualを計算し、絶対値が4以上であれば統計学的には外れ値であるとみなします。EXSUSでは、Studentized residualの絶対値が4を超える場合、出力にマーク(#)が付記されます。
 
(3) 対照群との対比較

Dunnett type多重比較によって対照群との対比較を両側5%の水準で行ないます。
 
(4) 用量反応関係の直線性についての検討

直線回帰モデルをあてはめ、回帰直線の傾きが0かどうかを1%の水準で検定します。また直線性については、直線のモデル適合度を計算します。

Type Hのツリー型アルゴリズムについての解説

このツリー型アルゴリズムは以下の点が考慮されています。
(1) パラメトリック手法の適用

ノンパラメトリックな解析手法に比べ、データの情報のロスが少ないパラメトリック手法による解析を原則としています。
 
(2) 決定樹の内容

外れ値の検出、等分散性の検定、変数変換についての検討を予備解析として行い、その後で対照群との対比較、用量相関性を評価します。
 
(3) 毒性家に直感的に受け入れられる

毒性家の判断と標準的な統計解析手法の一致度を調べた結果に基づき、毒性家の直感に合うように 統計手法、有意水準を選択しています。
例えば外れ値の検出についてはStudentized residualを用い、 対照群の比較と用量相関性の検定の有意水準については、それぞれ5%と1%に設定しています。
直線的な用量反応関係と、それ以外の用量反応関係を区別する ため、直線性のモデル適合度(model fitness)についても評価を行ないます。
株式会社アームシステックス
〒541-0053 大阪市中央区本町2丁目3番14号 船場旭ビル4階
TEL:06-4964-6228 FAX:06-4964-6268
Copyright (C) 2006 Arm Co.,Ltd. / Arm Systex Co.,Ltd. All Rights Reserved.